私たちは、「ささやかを続けよう」を合言葉に、「介助犬」の育成・普及や、病気とたたかう人を
応援する活動、地域の賑わいを創出し笑顔あふれる街にする取り組みを行っています。
社会貢献活動を、「会社のなかの誰かがやっていること」ではなく「自分ごと」として大切にしています。
当社の介助犬支援活動は、2003年に放送された介助犬の誕生を描くテレビドラマをきっかけに始まりました。介助犬は、手や足に障がいのある方の日常生活を支えるため、特別な訓練を受けた犬です。しかし、介助犬の支援を必要とする人は全国で約1万5,000人いるといわれる一方、実際に活動している介助犬は50数頭にとどまっており、十分とはいえない状況です。 当社では、この現状を一人でも多くの方に知っていただくため、店舗への募金箱設置や広告・名刺へのイラスト掲載、チャリティイベントの開催など、介助犬への理解を広げる活動を続けてきました。 2010年からは、不動産のご契約1件につき1,000円または10,000円を介助犬育成団体などへ寄付する「契約募金」を実施しています。寄付金は毎年、新入社員研修や訓練施設への訪問にあわせて直接お届けし、社員が介助犬の役割や現状を学ぶ機会にもしています。お客様とのご縁を支援につなげるとともに、社員一人ひとりが理解を深め、その大切さを社会へ伝えていくことを大切にしています。
レモネードスタンドは、アメリカで親しまれている、子どもたちが手作りのレモネードを販売する夏の風物詩です。商売の仕組みや社会性を学ぶ教育的な活動としても知られています。2000年には、白血病を患った少女が「ほかの子どもたちを助けたい」という思いから、この活動を小児がん支援へと発展させました。日本でも活動の輪が広がり、多くの人に親しまれています。 当社がこの取り組みを知ったきっかけは新聞記事でした。「私たちもやってみよう!」という社員有志の思いから、地域の夏祭りで初めて開催。売れるだろうかという不安をよそに、多くの方にご協力いただき、2日間で600杯以上のレモネードを販売することができました。 知る、企画する、準備する、販売する。その一つひとつの過程を通して、多くの方との交流が生まれ、この活動の意義を実感しました。これまでに11回開催し、小児がん支援のために累計381,033円(2025年10月25日現在)を寄付しています。一人ひとりの小さな行動が、社会を支える力になる。これからも社員の思いを原動力に、地域と社会に貢献する活動を続けていきます。
「ウィルさん、協力してくれませんか?」
声をかけてくださったのは、本社の向かいにある商業施設の方でした。その施設は、創業当時から多くの社員が利用してきた、私たちにとっても愛着のある場所です。しかし、店主の高齢化による撤退や、空き区画へのテナント誘致の難航など、施設を取り巻く状況は厳しさを増していました。社員がその声を経営陣に届けると、創業者から返ってきたのは、「頼ってくださるなんて、うれしいじゃないか」という言葉でした。
地域に恩返しをしよう。逆瀬川駅前を、もう一度元気にしよう。そこから社内で検討を重ね、施設の取得に至りました。取得後は、金銭的な協賛だけでなく、社員自身がイベントの企画や運営にも携わっています。例えば、夏祭りやハロウィンフェスティバル、地域住民参加型のチャリティフリーマーケットなど。さらに、大学生とも協働し、京都大学カレー部によるオリジナルカレーの販売や、京都大学・大阪大学・神戸大学・関西学院大学の学生によるボードゲームカフェなども実施しました。社員が動く。学生が加わる。地域の人が集まる。世代を超えた力をつなぎ、街に新しい賑わいを生み出しています。
※夏休みの地域の子供向けイベント「巨大お絵描き大会」
阪神間屈指の高級住宅地として知られる、甲陽園。そこに、長い間使われていない老舗料理旅館「○長(まるちょう)」がありました。地域の人々に親しまれてきた建物を、このまま眠らせるのではなく、新しい形で未来へ残せないか。そんな発想から生まれたのが、シェアハウス「ダイバーシティ甲陽園」です。 企画・設計にあたっては、関西で建築を学ぶ大学生を対象に、「学生アイディアコンペティション」を開催。学生ならではの自由な発想を募り、受賞者には、提案だけで終わるのではなく、その後のプロジェクトにも中心となって関わってもらいました。若い感性や既成概念にとらわれないアイデアを取り入れながら、建物の新たな可能性を形にしていきました。 目指したのは、ただ暮らすだけのシェアハウスではありません。住む人同士がつながり、地域の人が足を運び、文化や価値観が交わる場所です。ジャズライブの開催や海外留学生の受け入れなどを通して、世代や国籍を越えた交流も生まれています。古い建物に、新しい役割を。建物の再生をきっかけに、人と人とのつながりを育み、甲陽園の新たな魅力と賑わいを生み出していきます。