建築家・小林 恒氏が設計した店舗。エントランスから続くテラコッタタイルの床と、グレーを基調とした壁面が、落ち着きのある表情をつくります。大きな吹き抜けと一面の窓から自然光が差し込み、窓外の豊かな植栽も店内の風景の一部に。ガラスや金属の軽やかな素材感に、木製の階段や手すりがやわらかなぬくもりを添えています。
商談スペースには、「Cassina ixc.」による特注の円形テーブルと、イタリアの家具ブランド「ALIAS」のチェア「HIGHFRAME」を組み合わせました。テーブルは、メラミンホワイトの天板に、光をやわらかく通す乳白合わせガラスを重ねた特注仕様。アルベルト・メダが手がけたチェアは、細身のアルミフレームと白いネット素材による、軽やかで機能的なフォルムが特徴です。白とシルバーを基調とした家具が自然光に美しく映え、テラコッタの床や窓外の緑を鮮やかに引き立てています。
シースルー階段を上がった先に設けた契約室は、ガラスの間仕切りで緩やかに区切られています。淡い色のガラステーブルにブラックのチェアを合わせ、1階とは印象を変えたモノトーンの設えに。吹き抜けとのつながりを保ちながら、黒を効かせることで端正な表情をつくっています。
内外に連続して敷いたテラコッタ調のタイルが、建物の内と外を緩やかにつなぎます。