オフィス街・繁華街・政治の中心地が交わり、都心らしい華やかさと活気をまとう赤坂見附。その街のなかで、ほっと心を休められるオアシスとなるよう、「ナチュラル&エレガント」をテーマに設計しました。白とグレージュの木目を基調に、アールや細い格子のラインを取り入れ、やわらかく洗練された表情に。通りに面した大きなガラス面のそばには、細いフレームが軽やかな大型照明「SPOKES」を配置しました。ブラックとコッパーのフレーム色に合わせてチェアの張地をコーディネートし、空間全体に上品な統一感をもたせています。
赤坂の坂道をイメージし、緩やかなアールを描く下がり天井を設けました。曲線の流れが途切れないよう、天井から壁面までをひと続きに構成。床にもアール状の見切りを施し、天井と床のラインを呼応させることで、視線を手前から奥へと導き、空間に伸びやかな奥行きを生み出しています。
接客席を仕切る腰壁のパーテーションは、空間を緩やかに区切りながら、着席時の目線の高さを開放。周囲とのつながりや広がりを感じながら、落ち着いて過ごせるつくりとしました。
グリッドデザインの木目調壁で空間を囲み、落ち着きと重厚感のある契約室に仕上げました。天井には、光が差し込むようなアール状の間接照明を設置。さらに、チューブの中をLEDの光がまっすぐに走る照明「FLUX」を取り入れ、木の温もりのなかにシャープでスタイリッシュな表情を加えています。
ウォールナットの天然木を使用したテーブルは、華やかな脚の造形が目を引くデザイン。チェアを3脚並べても膝が当たりにくいよう配慮し、美しさと実用性を両立させています。
社員の交流の場として利用する「ウィルバー」は、赤坂のもつ「高級感」と「赤」から着想を得て、「赤い料亭」をコンセプトに設計。陰影のあるスウェードペイントの壁、上品な木目をもつハルニレの無垢床、格組みの光天井によって、包み込まれるような落ち着きのある空間に仕上げています。
赤坂見附の街並みに調和しながら、上品さと親しみやすさを感じさせるファサードに仕上げています。